| 冥王ハーデスと
戦女神アテナの聖戦が終結して二十年、日本。 …大通りから道を一本裏に入った通りに『隠れ家』と言う名の店がひっそりと建っている。冥妃ベルセフォネーの転生体である龍神秋乃が店長を務める洋菓子 店だ。 カランカラン…。 ドアに繋がった鈴が鳴って来客を知らせた。店長パティシエの龍神秋乃は『いらっしゃいませ』と言いながら店の入り口に視線を向けて、入って来たのが子供 だと気付いて視線を少し下に動かし、『客』の姿を見るなりサッとショーケースの後ろに隠れた。 店に入って来たふたりの男の子が着ているのは黒と黄色を基調にした揃いの服で、何だか鬼太郎のちゃんちゃんこを連想させるカラーリングだ。ヤンチャそう な顔立ちの銀髪の男の子は銀色の目をキラキラさせながら色とりどりのケーキが並んだショーケースを端から端まで眺め、大人しそうな顔立ちの金髪の男の子は どこか困った風に銀髪の子の服の裾を掴んだまま後をついて回っている。 コラボ小説A/蝶-tefu- コラボ小説A / 蝶-tefu- …そしてその男の子ふたりは、秋乃が良く知る神様達に瓜二つだった。 ショーケースの裏側にしゃがみ込んで客の様子を伺うと言う不審な行動を取っている秋乃の姿を見て、スタッフが怪訝そうに声をかけた。 「店長?何やってるんですか?」 「しーっ」 秋乃は唇に人差し指を当てて沈黙を要求すると、ショーケースを熱心に眺めている男の子達をそっと指差した。 彼女の隣に屈みこんだスタッフは、ショーケース越しに『客』の姿を見てますます怪訝そうな顔になった。 「あれ?何かタナトスさんとヒュプノスさんを縮小コピーしたようなお客様ですね」 「やっぱりそう思う?」 「って言うか、ハロウィンの時のタナトスさんがあんな感じでしたよね。ひょっとして城戸財閥のイベントか企画ですか?」 「私も一瞬それを考えたんだけど…。でも、イベント関係だったら沙織さんから事前に連絡がありそうじゃない?このお店の事情から言って事前連絡なしのドッ キリ企画って言うのは考えにくいし」 「じゃあ他人の空似でしょうか?…にしてはソックリ過ぎですね」 「だよねぇ…。………」 秋乃が曖昧に黙り込むと、スタッフは首を傾げながら自分の仕事に戻って行った。 相変わらず『双子神の縮小コピー』な男の子達はケーキやクッキーを見つめてショーケースの前を行ったり来たりしている。 ショーケース越しに男の子を見つめていた秋乃は真剣に考え込んだ。 男の子達の姿も雰囲気もタナトスとヒュプノスに酷似している。考えにくい事ではあるが、『城戸沙織が秋乃に秘密で何かの企画を立ち上げて双子神が子供の 姿で店を訪ねた』と考えるのが妥当だろう…と、頭では思う。 思うのだが。 (でも、やっぱり、何か変…) 秋乃は男の子達に気付かれないようじっとふたりの顔を見つめた。 彼女の知る双子神は、地上に来る時は神の力を封じているので額に頂く五芒星・六芒星の徴を見る事は出来ない。日本では悪目立ちすると言う理由も多分にあ るだろう。しかし、今ケーキを見ている男の子達の額には…神の気配は希薄であるにもかかわらず…五芒星と六芒星の徴がはっきりと見えている。 そして何よりも、秋乃の無意識下にある冥妃ベルセフォネーの記憶が『今ここにいるタナトスとヒュプノスは私の知る彼らとは別人だ』と告げていた。 (一体どういう事かしら…) 屈んだ膝に肘を乗せるようにして頬杖をついた秋乃が真剣に考え込んでいると、ショーケースの前を行ったり来たりしながら話をしている男の子達の声が聞こ えてきた。 「…とりあえず、ここでケーキを食べながら考えればいいだろ!」 「お金は?」 「大丈夫だ。三巨頭から貰ったお小遣いがある!」 「タナトスよ、どうやらここは未来の世界で間違いないようだ。今もそのお金が使えるとは限らぬぞ」 「………」 金髪の子の冷静な言葉に銀髪の子が何とも困った顔になった。 …未来? 秋乃は少し迷って立ち上がり、売り場に出ると『双子神の縮小コピー』の男の子ふたりに優しく声をかけた。 「いらっしゃいませ、タナトスさん、ヒュプノスさん」 「!」 「……!」 声をかけられたふたりは驚いた様子で目をぱちぱちさせた。『知っている人に声をかけられたのかと思ったけど違ってた。でも、この人は自分達を知っている みたいだ。どこかで会ったことがあったっけ?』と言いたげな顔だ。 …やはりおかしい。秋乃の知る双子神なら絶対にこんな反応はしない。 秋乃は男の子達を怖がらせないよう十分に距離を取って穏やかに言葉を続けた。 「あら?タナトスさんとヒュプノスさんじゃなかったかしら?」 「え?あ、いや。確かに俺はタナトスで、こっちはヒュプノスだが。………」 「ああ、良かった。子供の姿だから、何かあったのかな、それとも良く似た別の人かなって思って、ちょっと声かけるの躊躇ってたんです」 「え…と、まぁ、確かに何かあったにはあったんだけど…」 銀髪の男の子は長い袖からちょこんと出た指先を絡めてはほぐし、隣の金髪の男の子と目を合わせ、しきりに悩んでから意を決したように口を開いた。 「あの…にわかに信じがたいことなのだが、どうやら俺とヒュプノスは未来の世界に連れて来られたようなのだ」 「ああ、それで子供の姿なんですね。あら?じゃあひょっとして、あなた達は私に会うのは初めてですか?」 「う…うむ、そうなるな」 さすがに面と向かって『あなたは誰?』と聞くのは気が進まなかったらしい銀髪の男の子…タナトスがホッとしたように頷いた。 「じゃあ、改めて自己紹介しますね。私、今生のアテナである城戸沙織さんの友人で龍神秋乃と言います。タナトスさんヒュプノスさんとは、沙織さんの紹介で 半年くらい前にお友達になりました」 「へぇ、あなたは沙織の友達なのか」 「どうやらこの世界は私達のいた世界より十年以上未来みたいだし、我々と知り合ったのがこの時代の半年前なら私達がこの人を知らなくても仕方あるまい」 「そうだな、会ったことがあるのに忘れていたのでは失礼だしな。…あ。沙織と友達って事は、ひょっとして星矢の事も知っているのか?」 「…はい。星矢さんと一輝さんと、瞬さんともお友達です」 やはり、このふたりは自分の知る双子神ではない。 その確信を強めながら秋乃が笑顔で頷くと、タナトスはぱぁっと顔を輝かせて傍らのヒュプノスに声をかけた。 「良かったな、ヒュプノス!このお姉さんは星矢とも知り合いらしいぞ!」 「どうなる事かと思ったが、とりあえず一安心だな」 「とりあえず星華姉ちゃんに電話をして貰おうではないか」 タナトスは肩から斜め掛けした白い鞄を開けると、蓋の裏についているパスケース風のポケットから紙を取り出して秋乃に差し出した。どうやらお手製の迷子 札らしく、住所と電話番号、名前が書かれている。 連絡先に書かれている『保護者』の名前は『星華』だ。 紙を受け取った秋乃は数回目を瞬いた。 「えっ…と…。星華さんに連絡すればいいんですか?」 「そうだ、頼む!」 「………。分かりました。ちょっと待ってて下さいね」 ひとつ頷いて秋乃はバックヤードに戻り、店長専用の部屋に入ってしっかりと鍵をかけるとパソコンを起動した。 名探偵Lの片腕だから使用できる、個人情報保護法など軽く無視したプログラムを立ち上げて迷子札に記載された住所を入力する。…案の定と言うべきか、そ の場所に住んでいる人間の名前は星華ではなかった。 彼女は指を組んで顎を載せて考えを巡らせた。 (タナトスさんヒュプノスさんが子供だった神話の時代からこの時代に来たのなら私の事を知らなくても不思議じゃないと思ったけど、あの子達は『十年以上未 来』と言ってた。星矢さんや沙織さんを知ってることから見ても、あのふたりがいた時代は『最後の聖戦』が終わった後と考えて良いわよね) (私の知ってるタナトスさんとヒュプノスさんは聖戦が終わってから半年前まで眠り続けていたって言ってた。十年前の地上にいるはずがないわ) (そしてタナトスさんの方は星矢さんを『星矢』と呼んでた。でも私の知ってるタナトスさんなら『天馬星座』って呼ぶはず。ましてや星華さんを『星華姉ちゃ ん』なんて呼ぶはずがない) (それにこの迷子札の連絡先。地上で何かあった時に連絡を取る相手は沙織さんが妥当なはずなのに、星華さんの名前が書いてある。これってつまり、あのふた りは星華さんの家に住んでたって事よね) (どう考えてもあのタナトスさんとヒュプノスさんは私の知ってるタナトスさんとヒュプノスさんじゃない。でも、あのふたりが嘘を言ってるとも思えない。あ の子達の身体も気配も人間のそれじゃなかったわ。あの子達もまた、間違いなく死の神タナトスと眠りの神ヒュプノス…) (でも、私の知ってるタナトスさんヒュプノスさんとこんなに食い違う点があるのは何故?) (…ひょっとして) 不意に頭に浮かんだ突拍子もない仮説を、秋乃は思わず呟いた。 「別世界のタナトスさんとヒュプノスさんが、何かのハプニングでこの世界にやってきた、とか…?」 …まさか。 いや、でも、突拍子もない理屈だが色々な齟齬はそれで説明できる。 秋乃自身、パラレルワールドや並行世界をテーマにした作品は好きだったし、何かのきっかけで世界が枝分かれする説にもロマンを感じていた。 何よりも今は、神話の中にしか存在しないと思っていた神が現実に目の前に現れ、『あなたは実はオリンポス十二神の一柱ベルセフォネーの転生体なのです』 などと断言されている状況だ。彼女の思考回路は常識の枠に囚われず柔軟になっていた。良い意味でも、悪い意味でも。 (パラレル並行世界から別の世界への移動くらい、神様なら悪戯半分に朝飯前でちょちょいのちょい、と出来ちゃうわよね) 常識を斜め上に突き抜けたトンデモ仮説にあっさりと納得した彼女は、神様に協力要請するべく携帯を取り出した。 相手は四コール目の途中で電話に出た。 『タナトスです』 「秋乃です。あの…少しお時間頂きたいんですけど、大丈夫ですか?」 『ええ、大丈夫ですよ。あなたが俺に電話をしてくるとは、何か困ったことでもありましたか』 「困ったと言うか…。実は今、漫画かアニメか映画みたいなトラブルが起きてて…これはもう神様に頼るしかないレベルで、その相談をしたいんです」 『はぁ…それは一体どのような?』 「異世界と言うか別世界と言うか並行世界と言うかパラレルワールドと言うか…つまりここではない世界のタナトスさんとヒュプノスさんがお店に来てるんで す。子供の姿で」 『………………は?』 長い沈黙の後、かなり間抜けな声が返ってきた。 気の遠くなるほど長い時を生きている神のタナトスでも、秋乃の言葉は予想の遥か上を突きぬけて行くものだったらしい。 電話の向こうで目を見開き絶句している死神の姿を想像しながら、秋乃は経緯を説明した。 「自分でも突拍子もない事言ってると思うんですけど、でも、そうとしか思えなくて」 『………。秋乃様がそうおっしゃるなら、その子供達は間違いなく異世界の俺とヒュプノスなのでしょうね』 しばしの沈黙を挟んで返って来た声は冷静で、突拍子もない推測を神であるタナトスが受け入れてくれたことが秋乃の心を落ち着け安心させてくれた。 「それで、あの子達を元の世界に帰してあげたいんですけど、人間の力でどうにかできる事じゃないでしょう?でもタナトスさんだったら、時間ではなく世界そ のものに…世界と世界を隔てる境界に介入して異世界同士を行き来するような力を持った神様に心当たりが有るかもしれないって思って」 『………。俺の知る限り、そのような力を持った神は存在しません』 「え……」 神々の中でも最古参と言っていいタナトスですら、異世界同士を行き来できる力を持った神に心当たりは無い? 特に根拠もなくあの死神ならすんなりと解決策を出してくれるだろうと思っていた秋乃が焦りを覚えた時、タナトスが静かに言葉を続けた。 『ですが、ありとあらゆる境界を操る力を持った妖怪ならば心当たりがあります』 「…妖怪?」 『奴ならば並行世界にいる我々をこの世界に連れてくる力がある、そして恐らく動機もある』 「その妖怪って、魔界に棲む妖怪ですか?それともタルタロスとか?」 『それなら話は早いのですが、奴は少々厄介な場所に棲んでいるのです。…とにかくヒュプノスを連れて今すぐそちらに向かいますので、詳しい事はその時にお 話しします。別世界の我々とやらは秋乃様の店で待たせておいてください。ああ、それからもうひとつ』 「はい?」 『もしも、八雲紫と名乗る金髪の女が現れたら、我々がそちらに向かっている事を伝えて引き留めておいて下さい。人でもなく神でもない、異様な雰囲気の女で すから、秋乃様なら見た瞬間に分かるでしょう』 「ヤクモユカリ…その女性が子供のタナトスさんヒュプノスさんをこの世界に連れて来た犯人ということですか?」 『はい、十中八九』 「そういう事なら承知しました。あの子達と一緒にお店でお待ちしてますね」 『面倒をおかけしますがお願いします。では』 挨拶の時間も惜しいように電話が切れた。 …やっぱりタナトスさんは神様でお兄ちゃんなんだわ、いざという時に頼りになるもの。あの小さなタナトスさんとヒュプノスさんを連れて来た犯人にも動機 にも心当たりがあるなら、今回の『事件』は解決したも同然ね。 ホッと安心した秋乃はふと思った。 (この事は沙織さんにも伝えておいたほうがいいわね。あ、あと星矢さん達がお店に来てくれればあの子達もきっと安心するわ…それも相談してみましょ) 彼女は携帯を開きなおして沙織の番号に電話をかけた。 秋乃が店に戻ると、小さな双子神は期待に満ちた眼差しで待っていた。ふたりに迷子札を返して、秋乃は言葉を選びながら多少の嘘も交えて話し始めた。 「電話をかけてみたんですけど、星華さんはいませんでした」 「留守だったのか…」 「仕事に行っているのかもしれないな」 「それが…電話に出たのは野比さんって人でした」 「え?」 「じゃあ、星華姉ちゃんはあの家から引っ越してしまったのかな」 「私もそう思って聞いてみたんです。そしたら、野比さんは三十年以上前からその家に住んでいるって言われました」 「「ええっ?!」」 「それで、これは私の推理なんですけど…」 小さな双子神が同時に驚いた声を出した。 目を丸くしたふたりが状況を把握しようとしているところに、考える時間を与えず秋乃は畳みかけた。 「おふたりが越えたのは時間じゃなくて、世界の境界そのものじゃないかしら。つまりあなた達は、並行して存在する別世界に来ちゃったんじゃないか、と私は 思うんです」 「え…?それってつまり、いわゆる…パラレルワールドってやつか?」 「ええ、そうです」 「何を根拠に?」 「そうね…」 秋乃は手を顎にあてて蒼い目をくるりと回した。とんでもない仮説を聞いた小さな双子神がパニックを起こさないよう、あくまでもあっけらかんと、何でもな いことのように答える。 「女の勘も有りますけど、一番大きな理由は『おふたりが私を知らなかった』ことかしら」 「「??」」 「私の知っているタナトスさんとヒュプノスさんと沙織さんが言うには、私はハーデスの妃ベルセフォネーの転生体なんだそうです。冥王ハーデスと双子神は、 地上のどこかにいる私を長い間ずっと探し続けていたんだ…って言っていました」 「ええ?ハーデス様はお妃を探したりなどしていないぞ」 「そもそもハーデス様の妃は『ペ』ルセフォネー様だ。『ベ』ルセフォネーではない」 「でも、このお姉さんは確かにペルセフォネー様に良く似ているな」 「うむ。私も声をかけられた瞬間はお妃かと錯覚した」 「………」 「………」 小さなタナトスとヒュプノスは顔を見合わせ、幼い顔を苦悩に染め、うーんと唸って秋乃を見上げた。 時間だけでなく世界の境界そのものを飛び越えて別の世界に来てしまったらしいと言う事はおぼろげに理解したものの、これからどうすればいいのか全く見当 がつかず、現時点で分かるのは、今の自分達が頼れるのは龍神秋乃しかいないということだけだ。 秋乃はふたりを安心させるようににっこりと微笑んだ。 「でも、心配は御無用です。この世界のタナトスとヒュプノスさんが来てくれますから。あ、あと星矢さんと一輝さん、瞬さんも来てくれるそうです」 「そ…そうか。この世界の俺達と会うと言うのも妙な気分だが、とりあえずは安心…していいのか?」 「う、うーん…」 「タナトスさんはあなた達をこの世界に連れて来た犯人に心当たりがあるらしいですから、その犯人を捕まえれば元の世界に帰れるはずです。捕まえるのが難し い場所に棲んでるみたいなことは言っていましたけど、神様と聖闘士ならきっと何とかしてくれますよ。…と、いうわけで、とりあえず…」 「とりあえず?」 「ケーキを食べてお茶でも飲みながら皆の到着を待ちましょうか」 その言葉に、小さな双子神もパッと顔を輝かせて大きく頷いた。 |
| いよいよ蝶様双
子神が本格始動で、ドキドキしながら書いた2話目です。 冒頭は、一話目と対になる導入を意識しました。そして蝶様双子神が「ここが未来らしい」と知っている理由ですが、ふたりを連れて来た八雲紫が「ここはあ なた達から見れば未来の世界。この道をまっすぐ行ったところにある『エルミタージュ』という店に行けば、あなた達に手を貸してくれるひとがいるでしょう」 みたいなことを言ったんじゃないかなと思っています。で、蝶様双子神は道の途中にあるコンビニで新聞とか見て「この世界は2012年」と事を知ったのでは ないかなと。 で、異世界にやってきて最初に出会うなら彼女かなぁ…この世界の双子神にも沙織にもコンタクトが取りやすいし…と思って冥妃の転生体龍神秋乃の出番とな りました。蝶様が本当に滅茶苦茶可愛らしい秋乃を描いて下さってもう嬉しくて嬉しくてニヤニヤが止まりません。そして蝶様双子神の可愛さに萌え死にそうで す。あのぷっくりしたほっぺの丸いラインがたまらなく可愛い…! …で、細かい部分の解説ですが…。 蝶様双子神が元の世界で住んでいた住所に住んでいる人の名前が『野比』→勿論ドラえもんネタです。一話目で、双子神が居候している星華・星矢の家のイ メージがドラえもんの家と伺ったので、そこ繋がりで。野比さんは三十年以上そこに住んでいる、というのもドラえもん誕生から三十年は経ってるよね、という 考えからです。 八雲紫が来たらすぐに分かる、とタナトスが言った理由→秋乃は神の転生体であり、本物の神と接した経験もある。なので普通の人間なら気付かない、分から ない「人でも神でもない異様な気配」を感じることが出来るだろう、と言う意味です。 蝶様双子神に考える隙を与えずに秋乃が畳みかけた理由→話の途中でパニックを起こして騒ぎになったら大変なので、ふたりの理解が追い付くのを敢えて待た ずに、「元の世界に帰れるから大丈夫」という結論まで話を持って行くため。 3話目から当サイトの双子神が到着してタナトス・ヒュプノスが二人ずつ出てくるので、話の流れで大人双子神か子供双子神かを判別するのが「通常版」、ネ タ的に名前の後に(大)(子)をつけているのが「表記版」となります。お好きな方をお読みください。 |