| 地上を訪れた双
子神は、まずエルミタージュ洋菓子店に向かった。 一行を出迎えた龍神秋乃は喫茶スペースをざっと整えて飲み物を準備しながら尋ねた。 「ケーキはまだ準備中で…スタッフの朝ごはん用に焼いたスコーンなら有るんですけど、召し上がります?」 「いや、朝食は済ませてきましたので…」 「食べる、食べるっ!!」 「…チビ助、お前の胃袋は底なしか?」 「うふふ、じゃあ温めてきますね」 …席に着いた神々がセルフで飲み物を淹れていると、秋乃が熱々のスコーンとジャムやクリームチーズをのせたトレイを持って戻ってきた。 たちまち目を輝かせるタナトス少年の前にスコーンを置くと、秋乃は椅子に腰をおろしてトレイに乗せてあった手紙を差し出した。 「これが、さっき電話でお話しした『鍵のかかった店長室に置いてあった手紙』です」 「…拝見します」 手紙を受け取ったタナトスが白い便箋を広げると、ヒュプノスと小さな双子神が文面を覗きこんだ。 『こんにちわ、神様達 私の企画したサプライズイベントは楽しんで頂けたかしら?それともサプライズ過ぎてつまらなかったかしら? 小さな神様達をお迎えに上がるのを兼ねて感想をお伺いしたいのだけど、後者だったら神罰を与えられてしまうかも…と思うと直接お会いするのを躊躇ってし まって。こう見えても私、怖がりですのよ。 ですから手紙でお伺いしますわ。私のサプライズは楽しんで頂けたかしら? 楽しんで頂けたなら、明日、エルミタージュ洋菓子店に小さな神様と一緒にいらしてくださいな。 つまらなかったなら、明日、エルミタージュ洋菓子店に小さな神様を置いていってくださいな。 お時間を指定して頂ければ都合をつけてお伺いしますわ。 お返事はエルミタージュ洋菓子店の店長室に置いて下さればこちらから取りに参りますのでご心配無く。 八雲紫』 皆は何とも複雑な表情で顔を見合わせた。 相手を小馬鹿にしたような言葉の使い方は確かに八雲紫のそれだ。厳重に鍵のかかった部屋の中に手紙を置いて行った行動と合わせれば手紙の主は彼女と見て 間違いないだろう。 タナトスはフンと鼻を鳴らして手紙を軽く叩いた。 「珍妙な言い回しをしているが、要するに『チビ共を元の世界に返してやるから自分に危害を加えるな』と言いたいのであろう」 「まぁ、そう言う事で間違いないだろうな」 「この世界に放り込まれた直後は驚いたが、俺は結構楽しかったぞ。別に神罰など与えずとも良いのではないか?」 「私も同感だ。無事に元の世界に帰れるならそれで良い」 「我々も楽しかったし、お前達がそう言うのなら奴を罰する理由は特にないな。その旨伝えるとしよう」 「タナトスよ。今回の一件は元を糺せばお前の発言を奴が誤解して起きた事。あの発言の真意も添えておいた方が良いのではないか?」 「そうだな。…秋乃様、紙とペンを貸して頂けますか」 返事を書くことは予想していたのだろう、秋乃はすぐにレジの横から便箋とペンを持って来た。タナトスは差し出された便箋とペンを受け取り、さらさらとペ ンを走らせた。 『八雲紫 しばらく無沙汰であったが、息災なようで何よりだ。八坂や洩矢や人間達の小娘達も同様であろうと察する。 この度あなたがしかけたサプライズイベントとやら、我々は十分に堪能した。小さな我々も楽しかったと満足している故、あなたに神罰を与えるつもりはない。 しかし小さな我々の世界の皆は突然の事に戸惑い心配しているのは想像に難くない。なるべく早くふたりを元の世界に戻すよう希望する。 それから、あなたに初めて会った時の『あなたが何者であるかは瑣末な事』という我々の言葉は、『あなたは神にも匹敵する力を持っている故、異国の神である 我々が迂闊にあなたと関わり合う事は出来ない』という意味であり、あなたを軽んじた故の発言では無い事を申し添えておく。 タナトス ヒュプノス』 ギリシア語で署名を入れ、きちんと折り畳んだ便箋を封筒に入れて封をしてから、タナトスは秋乃に手紙を渡した。 「お手数をかけますが、これを預かって頂けますか」 「分かりました、店長室に置いておきますね。手紙が無くなっていることに気付いたらまた連絡します。携帯にはすぐ出られるようにしておきますから、何か あったら教えて下さい」 「承知しました。今日は俺達とヒュプノス達は別行動を取るかもしれないので、念のためアテナにも連絡を入れておくとしましょう」 「??何故沙織にそんな連絡を入れるのだ?」 「俺もヒュプノスもお前達から眼を離すつもりはないが、万が一という事もある。聖闘士が我々の行動範囲に配置されていれば、予想外の出来事が起きた時の保 険にはなるだろう」 「ああそうか、昨日のようにヒュプノスが機嫌を損ねてひとりでどこかに行ってしまっても、周りに聖闘士がいれば安心と言う事だな…いたっ!」 テーブルの下で足を蹴られたタナトス少年が涙目になりつつ弟を睨むと、ヒュプノス少年は素知らぬ顔でふいっと眼を逸らした。 要らぬ事を言っては弟に足を踏まれるタナトスは何とも複雑な顔になり、ヒュプノスは涼しい顔で紅茶のカップを口に運び、龍神秋乃は必死に笑いを堪えて肩 を震わせていた。 エルミタージュ洋菓子店での用事を済ませた双子神達は駅前の東急ハンズに向かった。 人差し指を立てた両手が左右を向いているロゴと、大きく『TOKYU HANDS』の文字が書かれたビルは異世界の双子神達も見覚えがあるらしい。相変わらずこれでもかと人目を引きつつ店内に入った彼らは、フロアガイドの看 板の前で足を止めた。 ざっと上から下まで看板を眺めてタナトスは傍らの小さな双子神を見遣った。 「さてお前達、どこを見てみたい?」 「俺はゲームとバラエティのコーナーを見たいぞ!」 「私はベッドと枕のコーナーを見たい」 「…ならばここからは別行動だな。特に何もなければ、一時間後に…そうだな、7階に喫茶店があるからそこで合流でどうだろうか」 「そうだな、それで良かろう。では行くぞ、チビ助」 「うむ!ではまた一時間後にな、ヒュプノス!」 「ん」 さっさと目的のフロアに向かうタナトスに手を引かれたタナトス少年が笑顔で手を振り、ヒュプノス少年は控え目に手を振り返してヒュプノスと繋いだ手に きゅっと力を入れた。 ヒュプノスは小さな手をしっかりと握りなおして、では私達も行こうかと目的のフロアに足を向けた。 パーティーグッズやゲームがずらりと並んだフロアにやってきたタナトス少年はぱぁっと顔を輝かせた。 着ぐるみやコスプレ衣装、被りもの、ふざけた肩書きが書かれたたすき、手品の小道具、突っ込み用のハリセン、宴会用の景品、最早ネタとしか思えない雑貨 などを眺めたり手に取ったり買おうかどうしようか悩んだりしつつ楽しげに商品を見ていたタナトス少年が、ふと何とも言えない顔になって足を止めた。 「どうした?……」 小さな自分自身の後ろを半歩遅れてついていたタナトスは彼の視線を追い、その視線の先に『ぴるぴる動く!猫耳ヘアバンド』と言う商品があることに気付い て、タナトス少年と瓜二つの何とも言えない表情を浮かべた。 エリスもヘカーテも猫耳ヘアバンドをつけるコスプレにすっかりハマっていて、それだけなら何も問題は無いのだが(むしろ微笑ましいくらいだが)、彼女達 は自分がつけるだけでは飽き足らず、隙あらばハーデスやタナトスやヒュプノスにも猫耳を装着させようとチャンスを狙っているのだ。しかもハーデスが満更で もなさそうなのでますます気が抜けない…。 そんな事を考えながら、タナトスは微妙極まりない顔で小さな死神に目を向けた。 「まさかチビ助、これが欲しいなどと言いだす気ではないだろうな」 「なっ?!こっ、こんなものが欲しいわけなかろう!こんなものを買って帰ったら、ヘカーテ様とペルセフォネー様に強制的につけられてしまうではないか!」 「…お前達の世界のお二方もそう言うキャラか…。大変だな」 「うむ。以前、悪戯が過ぎてそのお仕置きでハーデス様に猫の耳と尻尾をつけられてしまったことがあってな。何かしゃべると語尾に『にゃん』がついてしまう し、隠し事をしたくても耳や尻尾の動きでばれてしまうし、あの時は本当に大変だったぞ」 「……………。チビ助。その話、絶対にヘカーテ様や秋乃様の前ではするなよ?いいな、『絶対に』だぞ」 「む?タナトスも何か猫の耳に嫌な思い出でもあるのか?」 「あー…それよりチビ助、あちらで上映されている妙なアニメが気にならぬか。さっきからテーマソングらしきものがずっと流れているだろう」 「ああ、それは俺も気になっていたぞ。さっきは人が集まっていたから見に行かなかったのだが…」 タナトス少年の爆弾失言の威力を覚えていたタナトスがしれっと話を逸らすと、タナトス少年は猫耳の話題がスルーされた事は気にする風も無く頷いた。 フロアの一角に特設コーナーがあり、キャラクターのぬいぐるみやストラップや文具や諸々のグッズが山と積まれ、中央に鎮座した薄型テレビはそのキャラク ターのアニメをエンドレスで流している。 先ほどまでグループ客がアニメを眺めていたので人見知りのタナトス少年は特設コーナーを気にしつつも素通りして来たのだが、見ればちょうど客足が途絶え ていた。 「今ならすいているようだし、見に行ってみるか?」 「うむ!何だか面白そうだしな!」 ふたりが手を繋いで特設コーナーに近づくと、テーマソングらしき曲が聞こえて来た。 つったかたーつったかたーつったかたったったっ♪ぱっぱらら、ぱっぱららら、ぱっぱららっ♪やーわらか戦車のこーころはひとつ、生き延びたい、生き延び たい♪… 「「……………」」 妙に高級そうなテレビで流れている、突っ込みどころが満載過ぎて逆に突っ込みどころが分からないアニメをタナトス達はしばらく眺め、周囲に山積みになっ ている大小さまざまなサイズのぬいぐるみを眺めた。 なんとも緊張感の無い大福のような顔(胴体?)に玩具のようなキャタピラがついている。 「…何だこれは」 「『やわらか戦車』と言うらしいぞ。こっちの髪が長いのは奥さんの『やわらかジェーン』、このおしゃぶり咥えたのは子供の『やわらかベイベ』だそうだ」 「いや、それは見れば分かるが」 タナトスはサッカーボールほどの大きさのぬいぐるみを手に取ってぐにぐにと押した。 「戦車とは戦に出撃する軍事兵器であろう。攻撃手段も持たず、装甲も軟弱で、撤退しか出来ぬものが戦車だと??アレスでもこれを戦車とは認めぬと思うが」 「ネタにマジ突っ込みしてどうするのだ、タナトス」 「それは分かっているが、どうしても突っ込まずにいられなかったのだ。しかも何だ、この耳に残るテーマソングは」 「やーわらか戦車、やーわらか戦車♪5分も聞けば覚えてしまいそうなインパクトだなっ!そうだ、皆への土産はこの『やわ戦ストラップ』にしようか?む、一 個600円か…少し高いな」 タナトス少年は思案顔で指を折り始め(恐らく土産を渡す相手を数えているのだろう)、両手の指を折り終えたあたりで幼い顔を苦悩に染めてウムムと唸り始 めた。 指折りが二週目に入ったのを見て、土産を渡したい相手全員分のストラップを買ったら自由に使える小遣いがかなり少なくなってしまうのだろうな…と思いな がら、タナトスは子供のタナトスの頭をポンと撫でた。 「今ここで土産を買わねばならぬ!と言う事もあるまい。他に良いものがあるかも知れぬし、一通り店を見てヒュプノスと相談してから決めても良かろう」 「ああ、そうだな」 「このフロアは一周したようだし、別の売り場に行ってみるか?」 「次は模型やホビーのフロアをみたいぞ」 「模型とホビーのフロアは…案内板によると、あの大きな通路を挟んだ向こう側のようだな」 「…あ、その前にトイレに行っておきたい」 「手洗いか?それは売り場の外のようだぞ」 店内の案内板を見ながら売り場を出ると、通路の壁に『化粧室 こちら→』と案内板が貼ってあった。通路の突き当たりは喫煙室で、その手前に女性用・男性 用・身障者用とトイレの入り口が並んでいる。 タナトスは小さなタナトスと手を繋いで一緒にトイレの中まで入り、彼から眼を離さないまま洗面台の前で待ち、またしっかりと手を繋いでトイレから出た。 手を引かれたタナトス少年は、あからさまに不満そうな顔で唇を尖らせた。 「何もトイレの中まで一緒に来なくとも、外で待っていればいいだろう。心配性だな、タナトスは」 「万が一があったらどうする。油断した隙にお前が八雲紫に攫われたら、ヒュプノス達にどんな厭味を言われるか分かったものではないぞ」 「八雲紫は明日俺達を迎えに来ると手紙に書いていたではないか」 「奴が約束を守る保障がどこにあるのだ。………?」 子供相手に大真面目に言い返したタナトスは、ふと視線を感じて振り返った。 …通路に貼られたハンズのチラシとにらめっこしていた若い男が、食い入るようにタナトス達を見つめていた。 髪型を隠すように被った帽子とマスクのせいで顔の半分以上が隠れているが…。 (……ん?) その男に何か引っかかるものを感じた直後、彼はギクリとしたように目を逸らしてふたりに背を向けて急ぎ足に喫煙室に入って行った。 ワンテンポ遅れてタナトス少年が振り返った時には、喫煙室の扉は閉まってその男の姿も見えなくなっていた。 この国では『突っ立っているだけで人目を引く』自分がガン見されることなど珍しくもない…そう思ってタナトス少年の手を引いて歩き出すと、手を引かれた タナトスが怪訝そうに首を傾げた。 「何かあったのか?」 「いや、別に。通路にいた人間に見られていただけだ」 「そうか。タナトスはこの世界では有名人なのだったな!」 「有名人と言うほどではないが…。…………」 「何か気になる事でもあったのか?」 「ん?ああ…」 タナトス少年を気遣いながら『模型&ホビーのフロア』に足を向けたタナトスは、先ほど感じた違和感を呟いた。 「俺を見ていたそいつは、アテナの聖闘士のようだった。何となく覚えのある小宇宙を纏っていたのでな…具体的に誰かまでは思い出せぬのだが」 「そうか。この世界の沙織が護衛に寄越してくれたのだな!」 「ああ…」 タナトスは曖昧に頷いた。 アテナが彼らの護衛の為に聖闘士を送り込んだ…確かにそう考えるのが妥当だろう。 そうは思いつつ、違和感が拭えない。 双子神が沙織に連絡を入れてから大した時間も経っていないのにもう護衛の聖闘士が来たのか? そして何故、あの男はタナトス達を凝視していたのか。 護衛に来ていたなら目が合った時に会釈や挨拶があっても良いだろうに、気まずそうに視線を逸らしてそそくさと離れて行ったのも引っかかる。 そして何よりも。 タナトスに小宇宙を記憶される程の聖闘士でありながら、それが誰のものだったか思い出せないのがどうにも気になって仕方がない。 (黄金聖闘士の誰かだったろうか…) 双子神は地上に来るたびに十二人の黄金聖闘士と顔を合わせはするが、それ以外の場面での接点は無いに等しいので彼らの小宇宙と顔と名前を正確に一致させ る自信は無い。 無いのだが、先ほどの聖闘士の小宇宙は自分の知っている黄金聖闘士ではない気がする…。 そんな事を考えていると、タナトス少年に手を引かれた。 「タナトス、ここは模型とホビーのフロアなのに抱き枕が置いてあるぞ!見て行こうではないか!」 「ん?あ、ああ…」 銀色の男の子に手を引かれるまま売り場に向かうと、『アテナの聖闘士らしき男』がふたりの少し後ろからついてくる姿が視界の端にちらりと映った。 鉄道模型や建物のミニチュアや本物以上に本物らしい食品サンプルや、大人を対象にしたような人形が所狭しと並ぶホビーコーナーの一角で、『抱き枕』の看 板と無造作かつ大量に並べられたぬいぐるみがひときわ異彩を放っていた。ぬいぐるみの顔の緊張感の無さは先ほどのやわらか戦車といい勝負だ。 犬、猫、かえる、クマ、鳥、猿、象、パンダ、羊、コアラ、ライオン…大きさ的にはタナトス少年と大差ない色とりどりの動物のぬいぐるみがバラエティ豊富 に揃っている。 タナトス少年は『わふ』とタグが付いた、日本犬をモデルにしたらしいぬいぐるみ(抱き枕?)を難儀そうに棚から降ろして抱きかかえてみた。 「お?おおっ?ただの大きなぬいぐるみかと思ったら、すごくフカフカして抱き心地が良いぞ!」 「雲の上に住む未確認生物の『フモフモさん』…だ、そうだ」 「フモフモさんか。確かにフモフモしているな。…うん、これは触り心地が良いし抱き枕に丁度良い。ヒュプノスも気にいりそうだな!土産とは別に買っていこ うか…。………」 ニコニコしながら値札を見たタナトス少年は、『\5250』という数字を見てまた眉間に皺を寄せた。 もふもふ、フモフモ。 ぬいぐるみを触りながら、銀色の男の子は真剣この上ない顔でとぼけた顔の犬を見つめた。 欲しい。でも高い。でも欲しい。でも高い。でも…。 そんなに欲しいならひとつ買ってやろうか? 真剣に悩む彼の姿にタナトスが口を開きかけた時、視界の隅をさっきの『アテナの聖闘士らしき男』が通り過ぎた。 「…………?」 どこがどう、とは言えないが微かな違和感を感じて男の姿を視線だけで追うと、相手は商品を眺める素振りを見せながら陳列棚の反対側に歩いて行った。まる で、タナトスの視界から逃げるように。 散々悩んで名残惜しそうに犬のぬいぐるみを元に戻したタナトス少年は、タナトスが明後日の方を見ていることに気付いて怪訝そうな顔になった。 「どうかしたのか?」 「ん…。誰かに見られていたような気がしてな」 「お前は有名人だし、突っ立っているだけで人目を引くのだろう?そんなに気にする事か?」 「………。コソコソ隠れながらチラチラ見られると、堂々とジロジロ見られるより気になるではないか」 「ああ、それはそうだな」 「ところでチビ助、この『フモフモさん』というぬいぐるみはあちらにも置いてあるらしいぞ。せっかくだからそちらも見てみたらどうだ」 「おおっ、そうなのか!」 …タナトス達が手を繋いで抱き枕コーナーを離れると、少し離れたところで模型を眺めていた帽子とマスク姿の男も彼らの後を追うように歩き始めた。 |
| 星矢部屋 | 総合目次 | SS・2012時代 | SS・神話時代 | SS・蟹座達 |
| 冒頭の手紙に関
する部分ですが…。コラボSS終了後時間軸の、神々と八雲紫の関係(?)はネタ番外編でばらしちゃってるのですが、それに向けた布石を打ってみた感じで
しょうか。 んで、双子神御一行のハンズぶらぶら話です。兄弟と別行動をするのに割と抵抗の無い蝶様タナ様と、ちょっとまだ不安のある蝶様ヒュプと言う感じで。 蝶様世界のハーデスが蝶様双子神に猫耳+尻尾をつける話を伺った時に非常に萌えたので小ネタ的に入れてみました。そしてやわらか戦車ネタをSS内に入れ たいと思って調べてみたら、2012年にやわ戦は公式に撤退完了してた事を知りました(@@;)まぁこのSSはフィクションですので気にしにしない方向で お願いします(笑)。 フモフモさんはその名の通りフモフモした手触りが特徴のぬいぐるみです。抱き枕サイズのぬいぐるみの大きさが110cmなので、蝶様タナ様とあまり大差 ない大きさかなぁと。全長140cmの『フモ王』もいるのですが、これは販売終了のようです…と豆知識。 フモフモさん公式サイトはこちら。 やわらか戦車公式サイト(更新は終了ですが過去アニメは見れるようです)はこちら。 そしてタナタナコンビの後をつけてくる『不審者』がマニさんと言うのはバレバレだと思いますが、マニさん視点のエピは24話以降で。 蝶様にお話を伺ったところ、蝶様タナ様はマニさんの小宇宙に気付けば、それでマニさんだと分かるそうです(ですよねー)。でも、何かに気を取られていれ ばマニさんの小宇宙にも気付かないと思う、と言われたので、蝶様タナ様には常に何かに気を取られてもらう事にしました。 |