| フルーツ大福をトレイに乗せたハーデスと小さな双子神とイギーは、まず会場内の厨房に向かった。厨房内ではシャツの袖をまくったタナトスが鰻を捌き、カウンターではヒュプノスと夢の四神が日本酒を飲みながら鰻料理の完成を待っている。 会釈する臣下達に笑顔を見せて、ハーデスは興味津々と言う顔でタナトスの手元を覗き込んだ。 「タナトスよ。餅つきパーティー主催のそなたが餅もつかずに一体何をしているのだ?」 「先日、アテナと食事を共にした際に『ヒツマブシ』なる鰻料理を馳走になったのです。これがまた美味でしたので、皆にも振舞おうかと」 「ひつまぶしと言うと、鰻をうな重で食べたりお茶漬けにしたりして食べるアレか!」 「その通りだ、チビ助。鰻は大量に調達させたゆえ、お前も腹いっぱい食べるが良いぞ」 「…鰻を捌くところからやっているのか」 「無論だ。俺は凝る時はとことん凝る主義だ!」 まな板の上で開きになっている鰻を見た小さなヒュプノスが目を瞬くと、タナトスはドヤ顔でふんぞり返った。 鰻はできる限りの高級品を調達し、有名店に無理を言って秘伝のタレを分けてもらい、米は『魚沼産コシヒカリ』を用意、炭は備長炭、更に鰻の捌き方も事前 にマスターした…と鼻の穴を膨らませながら解説したタナトスは、桶から新しい鰻を掴んでまな板に固定すると鮮やかな手付きで捌き始めた。 「この鰻だがな、日本の東側では背中から開き、西側では腹側から開くのだそうだ」 「武士が多かった関東では『腹から開くのは切腹に繋がる』と忌避されたので背中から開き、商人が多かった関西では『腹を割って話す』に引っ掛けて腹から開くのだと聞いたぞ」 「ほう…日本は小さな国なのに色々な文化があるのだな」 「詳しいな、ヒュプノス」 「先日の社会の授業で時貞が話していたではないか。さてはタナトス、鰻のトリビアはテストには出ないと思ってちゃんと聞いていなかったな?」 「あうっ!…そ、そうだ、俺達と秋乃やヘカーテ様と一緒にフルーツ大福を作ったのだ!タナトス、味見してくれ!」 弟にジト目で見られたタナトス少年が慌てて大福をタナトスに差し出した。差し出された苺大福を一口齧ったタナトスが、ヒュプノスと夢の四神に大福を配るヒュプノス少年を見ながら話を再開した。 「ではチビ助。日本のサムライが自害する時に腹を切る理由は知っているか?」 「む?…」 「当時の日本人はな、『真実は腹の中に宿る』と考えた。『腹を割って話す』『腹に一物ある』『腹黒い』という言葉があるのもこのためだな。故に、腹を切って自害する行為は、自分の腹の中が綺麗であること…即ち自身が潔白であることを証明する手段だったそうだ」 「ふむ。つまり切腹を命じられるということは、命と引き換えに潔白を証明する機会を与えられたということなのだな。同じ死刑でも切腹と斬首と磔刑では大違いと言うことか」 「ちなみに西洋の騎士は『心に真実が宿る』と考えた為、心臓を突いて自害したそうだぞ」 「相変わらず無駄な知識は豊富だな、タナトスよ」 カウンターに座って大福を齧っていたヒュプノスが半ば呆れた顔で言うと、タナトスは一瞬ムッとしてからニヤリと笑った。 「無駄な知識と馬鹿にするがなヒュプノスよ。話題が途切れて気まずくなりかけた時に場を持たせるためにトリビアは役立つぞ。例えば、久々に妻に会ったは良いがこれといった話題が見つからない時とかな」 「…………」 「何だヒュプノス。まだパシテアを呼び戻していないのか?」 ピキッ。 タナトス少年のストレートな突っ込みにヒュプノスの顔が引きつった。ヒュプノス少年がそっと兄の袖を引いて窘めたが時すでに遅しである。ハーデスと夢の 四神は、いつものことなので淡い苦笑を浮かべたまま見ているだけだが、イギーは不穏な空気を感じたのかタナトス少年の足にぺたりと張り付いた。 タナトスは鰻に串を打ちながら更に続けた。 「それから、最近は様々な食事を作れる男を『料理男子』と称してもてはやすのだそうだ。碌に料理もせずにただ座っている男より、食事の一つや二つ振舞える夫の方が妻に対するアピールになると思うがな」 「…………」 ガタン!! 椅子を蹴立てて立ち上がったヒュプノスが手近にあったエプロンを腰に巻いてタナトスの横に立った。背から腹から捌かれまくった鰻と串を掴んだ弟神は傍らの兄神をじろりと睨んだ。 「これに串を刺せばいいのだな、兄上?」 「ああ、そうだ。不器用なお前が上手くできるとは思えぬが…ガッ!!」 「すまぬタナトス。手が滑った」 「…………」 鰻用の串で思いっきり兄の手を突いたヒュプノスが無表情で淡々と告げると、タナトスは唇をへの字にしながら串を打つ作業を再開した。これ以上ヒュプノスをいじると碌なことにならないと身に染みて知っているためだ。 「では私達は他の皆に大福を配ってくる。鰻料理、楽しみにしておるぞ」 常と変わらぬ臣下の姿にクスクス笑って、冥王は異世界の双子神とイギーを促して次に向かった。 三神は次に、天秤・乙女コンビの四人がお茶をしているテーブルに向かった。 フドウと玄武だけでなく、異世界からの黄金聖闘士達は『お客様』扱いのため餅つきには参加していない。ついでにこの世界のフドウも 『私は食べる人』というスタンスのようで何もする気がないらしい。そしてこの世界の玄武は、餅つきのペア作成時に何となくあぶれてしまったせいで、なりゆ きで彼らと同じテーブルについていた。 タナトスは大福をのせたトレイを持ってちょこちょこと彼らに駆け寄った。 「玄武、フドウ!フルーツ大福を作ったので持ってきたぞ!」 「これはタナトス神。茶はあれど茶菓子がなくて物足りなく思っていたところです。有難く頂きますよ」 「ちょうどいい、あなた方も茶を飲んで行っては如何です」 「では、お言葉に甘えるとするか」 「ハーデス様がそうおっしゃるなら」 神々が椅子に座ると、この世界の玄武が烏龍茶をカップに注いで、異世界の玄武が皆にフルーツ大福を配った。 「老師特製の黒烏龍茶だ。熱いから気をつけろよ。ほらイギー、お前にも少しわけてやろう」 「アウッ」 「作りたてのフルーツ大福か、美味そうだな。ゲンガー、お前も食べるだろう?」 「ゲンガー言うな、玄武だ玄武!」 「玄武のドッペルゲンガーだから略してゲンガーでいいと思いますが」 「そっちのフドウも黙ってろ、話がややこしくなる!」 ![]() 差し出されたカップを受け取りながらハーデスがそっと双子神に囁いた。 「ドッペルゲンガーとはどういうことだ?」 「俺達の世界の玄武は、この世界の玄武を自分のドッペルゲンガーだと思っているんです」 「ここは異世界だから彼もまた玄武なのだ、と何度説明してもピンと来ないらしくて。でも、『ドッペルゲンガーだから殺さないと』と言わなくなっただけ前よりマシになってるのですけど」 「そう言えば、『この世界』とやらの皆が言うにはここは『胃世界』らしいですね」 神々の会話が聞こえたのか、異世界のフドウが目を閉じたまま傍らのフドウに声を掛けた。声を掛けられたこの世界のフドウも、目を閉じたまま緩く首を傾げた。 「いせかい、とは」 「胃の中の世界…即ち仏陀の腹の中の世界です。ドッペルゲンガーが存在し、食べ物も存在する摩訶不思議な世界…」 「違う!いせかいの『い』はその字じゃないと何度も言っただろう!パラレルワールドと言う意味の異世界だ!」 「この世界はパラレルワールドの一つであり、異世界であり、あるいは仏陀の胃の世界かもしれない…。ふむ、奥深く興味深い」 「奥は深くない!興味深くもない!俺はドッペルゲンガーじゃない!お前まで一緒になって話をややこしくするな、フドウ!」 「まぁまぁ、そうカッカするなゲンガー。そんなに怒っていると仏陀の怒りを買って頭が痛くなるぞ」 「なるほど、この世界の玄武は釈迦の手の上を走りまわる孫悟空と言うわけですか」 「ちがーう!」 「相変わらずキレッキレにボケているな、フドウは」 「キレッキレにボケるというのも凄い才能だが」 「ところで聖闘士達よ。この『黒烏龍茶』とは、普通の烏龍茶と何が違うのだ?」 ボケっぷりではフドウ達や異世界玄武にも引けを取らないハーデスが話をぶった切って質問した。一人だけ突っ込みポジで既に息切れし始めていた玄武は、まともな質問にホッとした顔で口を開きかけた。 「黒烏龍茶と言うのは、脂肪の消化を助ける特定機能…」 「いわゆるブラックコーヒーのようなものだろう?ゲンガー」 「いや、あのな…」 「違うでしょう。普通の烏龍茶がブラックコーヒーで、黒烏龍茶がエスプレッソのようなものと言った方が適切では」 「ではこの黒烏龍茶にはミルクと砂糖を入れるべきでしょうか」 「いや、エスプレッソならブラックで味わうべきだろう。ブラックだからこそ『黒』烏龍茶と言うのだろうし」 「要するに味が濃いか薄いかの違いしかないのだな。味が濃いからその分高いということか」 「…………」 「あ、こちらの世界の玄武が頭を抱えて突っ伏してしまったぞ」 「流石に突っ込みが追いつかなくなったか」 …冥界三神が大福を食べ終わってカップを置くと、この世界の玄武がノロノロと顔を上げた。 「神様達。俺も大福配達に同行していいか?こいつらと一緒にいたら頭がおかしくなりそうだ」 「余は構わぬぞ」 「俺も構わぬ!」 「私も」 「すまん…」 ハーデスと双子神が椅子から降りると玄武もヨロヨロと立ち上がった。 持参した大福は全部フドウコンビが食べてしまったので、三神と玄武とイギーはフルーツ大福を作っている女性達に烏龍茶を差し入れて、新しい大福を持って次に向かった。 一行が次に向かったのは、景気良く餅をついているこの世界のハービンジャーとシラーのところである。 時貞のチュートリアルが終わってすぐ、『シラーの相方ポジ』を玄武に奪われてなるものか!と、ハービンジャーはシラーを掴まえて餅つきの相棒を確保したのだ(玄武が餅つきの班作成であぶれてしまった理由もこの辺にあったりする)。 無事にシラーを確保したハービンジャーは、ご機嫌で鼻歌を歌いながら餅をついていた。 「与作〜は餅をつくぅ〜♪ぺたぺたぺった〜〜ん♪」 「ハービンジャー、食べ物を前に歌うのはやめてくれないかな。唾液が飛んで不潔だっていつも言ってるだろ」 「あーもー、せっかくのパーティーなのにそういうテンション下がること言うなよシラーちゃんよー」 「だって神様のお口に入るかもしれないのに…」 「相変わらずシラーは潔癖症だなっ。そんなこと一々気にしていたら何も食べられなくなってしまうぞ!」 「これはこれは、タナトス様!ヒュプノス様にハーデス様もご一緒ですか」 「つか、ワン公はともかく何で玄武まで一緒なんだよ。あっち側のフドウとお前の相手してたんじゃねーのか」 「あいつらと一緒にいたら俺までおかしくなるからな、緊急避難だ」 「フルーツ大福と烏龍茶を持って来たゆえ、お前達もつまみ食いすると良い」 「ありがとうございます、頂戴いたします」 「ありがてぇ、頂くぜ!」 ハーデスが差し出したフルーツ大福をシラーは恭しく頂戴し、ハービンジャーは無遠慮に掴んで一口で頬張った。案の定、喉に詰まらせてうぐぐと呻くハービンジャーに烏龍茶を差し出したヒュプノスが金色の睫毛を瞬いた。 「こちらの世界ではシラーよりハービンジャーの方がドジっ子なのだな。仲が良いのは私達の世界と変わらぬようだが」 「ごくごくごく…ぷはーっ!おうよ!全世界共通でシラーの相棒はこの俺よ!あっちの世界のシラーは俺の嫁だからな、こっちの世界のシラーが俺の餅つきの女房役をやるのは当たり前の流れだぜ!」 「有無を言わさず餅つきを始めたのは君じゃないか」 「じゃあシラー、次は俺と餅を…」 「よっし!小腹も満たしたことだし次の餅をつくぜ、シラー!神様達、俺達の絶妙コンビネーション餅つきを見てくれよな!」 玄武がシラーを誘いかけたのを大声で遮って、ハービンジャーは蒸しあがった餅米を臼に入れて杵で潰し始めた。 全くもう…とぼやきながらも、神々が期待で目を輝かせる姿に笑みを浮かべてシラーは臼の横に膝をついてスタンバイした。シラーを誘い出すタイミングを潰された玄武はブスッとした顔で『失敗しろ』と呟いて、足元でイギーがニヒヒと笑うのを見てますます渋い顔になった。 神々の注目を浴びてますます上機嫌のハービンジャーは、高らかに歌いながら餅をつき始めた。 「も〜いくつ寝るとぉ〜お正月ぅ〜♪あ、それ、和尚がツ〜〜♪あーペッタンコ〜ペッタンコ〜〜♪」 「ちょ、ハービンジャー。変なリズムで餅をつくのやめてよ、こねるタイミングが分からな…」 シラーが文句を言いかけた途端。 ベシッ!! 変なタイミングで振り下ろされた杵がシラーの手をぶっ叩いた。 「あいたっ!」 「あ、悪ぃ。タイミングずれちまった」 「『ずれちまった』じゃないだろ!変な歌は我慢するけど餅をつくタイミングは一定にしてくれないかな!どうして君はそうガサツでイイカゲンなんだハービンジャー!」 「そう怒鳴るなよ、餅に唾が入るぞ」 「いいよ、この餅は全部僕が食べるから!」 「おいおい、何だよその逆切れ解決法は…」 「大体君はいつもいつも…」 「なーにギャンギャン怒鳴ってるのさ、しぃ?」 シラーがハービンジャーに指を突きつけて食って掛かった時、何とも緊張感のないトーンと同じ声色で異世界のシラーが話しかけてきた。 冥界の神々ににこやかに会釈した彼はどこか不満そうな顔で蒼い目をこの世界のシラーに向けた。 「ハービンジャーと喧嘩してる暇があったらさ、早く餅をついてくれないかなぁ。僕の相棒のハービンジャーがつきあがった餅を片っ端から食べちゃうから、僕の口にはほとんど入ってないんだよねぇ。ほらほら、早く餅つきを再開して僕に振舞ってよ」 「あのね、僕。確かに君達は客人だけど、神々がこうして大福を作ったり差し入れに回ったりされてるんだよ?君達も餅つきくらいしたらどうなのさ」 「ハービンジャーに手を叩かれて痛い思いをするのが分かりきってるのに餅つきなんて御免被りたいねぇ。君も本家本元アテナの黄金聖闘士なら、異世界からの客人をちゃんともてなしなよ」 「…同じシラーのはずなのに、なーんであっちのシラーは可愛くないのかねぇ」 「全くだ。キャラは概ね同じのはずだが…世界七不思議だな」 二人のシラーのやり取りを眺めてハービンジャーと玄武が真顔で意見交換し、『世界七不思議の残り六つは何なんだろう』と冥界神々が考えていると、作りたての鏡餅(餡子入り)を齧りながら異世界のハービンジャーがやってきた。 「お、ここにいたかシラー。気がついたら姿が見えなかったから、どっかで迷子になってるのかと思ったぜ」 「部屋が一つしかないんだから迷子になんてなりようがないだろ。しぃが餅をついてるから分けてもらおうと思ってきたんだけど、この二人ってば、まーたつまんないことで喧嘩してたんだよ」 「杵で手を叩かれたのを『つまんない事』とは言わないよ」 「あー?牛、お前、シラーの手を叩いたのかよ。そりゃダメだわ、ダメダメだわー」 「わざとじゃねーよ、不慮の事故ってやつだ」 「つーかお前ら、しょっちゅう喧嘩してんな。そんなだからシラーを玄武やアモールに取られるんだぞ?ちったぁ俺らの仲の良さを見習えっつーの」 「とっ、取られてねーし!つか、俺達だって仲良いし!な、シラー?」 「さぁね」 「ちょぉぉぉぉ!!!」 「それはいいからさぁ、早く餅ついてよ。固くなっちゃうよ?」 「おっしゃ!じゃあ俺が餅をついてやるぜ!」 異世界シラーの突っ込みに異世界ハービンジャーが服の袖を捲り上げてこの世界のハービンジャーに手を差し出した。どうやら『杵を寄越せ』と言うことらしい。 杵を受け取ったハービンジャーはスイカ割りのように杵を振りかぶってふと動きを止めた。 「あ、そういえば餅をこねる役が要るんだったな。俺の女房役ってことだから、シラーのどっちかが…」 「「嫌だよ」」 二人のシラーは見事に同じタイミング同じ言葉でハービンジャーの頼みを拒否した。 「僕はもうハービンジャーに手を叩かれたからね。もう真っ平御免だよ」 「僕も、手を叩かれるのが分かっててこね役なんてしたくないよ。…あ、そうだ。しぃの手を叩いた責任取って、この世界のハービンジャーがこね役しなよ」 「へ?俺?」 「お、ナイスアイデアじゃねーか。手を叩いちまっても相手が自分ならまぁいっかって気になるからな!」 「良くねーよ!良くねーけど仕方ねーなぁ」 ブツブツ良いながらこの世界のハービンジャーが手を水で塗らしてパンパンと叩いた。 「よーし来い、俺!」 「行くぜ、牛!せーのぉ、シラーちゃんのためなら〜♪」 「えーんやこーら〜♪」 「タウラスはぁ〜餅をつくぅ〜〜♪」 「ぺったんこ〜♪」 「ソニアの乳も〜♪」 「ぺったんこ〜♪」 調子外れな歌を歌いながら、ヘンテコなリズムで順調に餅をつくハービンジャー達の姿に神々とシラーと玄武は感心の溜息を吐いた。 「即興とは思えない面白い歌だな!」 「…あっちでソニアがすごい怖い顔してますけど」 「後で二人揃ってシメられるな」 「とりあえず、餅つきはハービンジャー達に任せて大丈夫そうだな」 「では引き続き大福の配達に行くとするか」 「タナトス様、僕もご一緒してもよろしいでしょうか?ここにいたらまたハービンジャーに付き合わされて手を叩かれそうなので」 「あ、なら僕も一緒に行くよ。餅がつきあがるまでボーッと待ってても飽きちゃうし」 「うむ、構わぬぞ!」 「ならば中庭に行ってみないか。イオニアが面白いことをやっているようだぞ」 …玄武の提案に異議の無い三柱と三人と一匹はぞろぞろと中庭に向かった。 |
| 星矢部屋 | 総合目次 | SS・2012時代 | SS・神話時代 | SS・蟹座達 |
| 今回は双子神+玄武&フドウ+ハビ&シラーのターンです。次は、皆がイオニアのヘンテコな茶道に付き合ったり、時貞が突っ込んだり、アモさんが餅を喉に詰まらせて鯉のぼりに詰められていじられる話になる予定です。 双子神 切腹関係のトリビアは、私が学生の頃に聞いた話です。何だかとってもそれっぽいですが真偽のほどは定かではありませんので間違ってても突っ込まない方向 でお願いします(笑)。当ヒュプは、天界にいる妻パシテアを呼び戻したいけど、ストレートに「私の元に戻ってくれ」とは言えなくてモタモタしてるんだと思 います。 玄フド+玄武+フドウ 蝶様とツイッターでお話してた時に出た話題が元ネタです。当世界の玄武に初めて会った蝶様玄武君は当玄武を自分のドッペルゲンガーだと誤解、更に蝶様フ ドウさんに『ドッペルゲンガーを殺さなければ自身が死ぬ』と言われて当玄武君を殺そうとした過去があります。その後、誤解は解けてないままなりに仲良く なってはいますが、蝶様玄武君のボケっぷりに当玄武君は振り回されてばかりです。ちなみにどちらの世界のフドウさんも甘党でボケキャラです。 ハビシラ 蝶様世界のハビシラの関係はいずれSS「戦隊」できちんと触れるつもりでいますが…蝶様世界のハビさん&シラーさんも元々とても仲良しだったのですが、 当世界に遊びに来た時に当タナが無責任に煽った事がきっかけで結婚しています。蝶様シラーさんは基本的にツンで生意気、でも繊細で泣き虫キャラ。ハビさん とタナトスが相手の時と、当シラーと二人きりになった時だけデレます。当シラーさんのことは「しぃ」と呼びます。 |