死刑執行人の憂鬱
前編


 西暦2012年、初夏。
 元蟹座の黄金聖闘士マニゴルドは、死の神タナトスと一緒にセルフ式のカフェにいた。写真撮影の仕事の間に中途半端な時間が出来たので一息入れる為で ある(ちなみにタナトスは城戸財閥ブランドアクセサリーのモデルの仕事を、マニゴルドはタナトスのマネージャー的な仕事をしている)。
 アイスコーヒーのグラスにミルクとガムシロップを入れてストローで混ぜながら、言い出すタイミングを計っていたような雰囲気でタナトスが口を開いた。

「…実はな、マニゴルド。俺は車を買おうかと思うのだ」
「へー。何を買うんだ?ベンツか?ポルシェか?フェラーリか?ランボルギーニか?」
「…………」

 マニゴルドの返答にタナトスが手を止めた。
 タナトスが驚いた様に目を見開いているのを見て、マニゴルドは怪訝そうに首を傾げた。

「おいタナトス様、何を驚いてるんだよ?いくら俺でも有名な車の名前くらい知ってるぜ?」
「あ…いや、お前が車の名前を知っていたことに驚いたのではない。俺の『車を買おうと思う』発言に対して初めてまともなコメントをしたのがお前だと言うことに驚いたのだ」
「へ?他の連中はまともじゃないコメント返してきたのか?」
「うむ。まず最初にハーデス様のご希望を伺おうと思って話をしたら、ハーデス様は心底不思議そうに『くるまとは何だ?』と仰せになった」
「さっすが冥王様、世間知らずっぷりがパねぇわ」
「次にヒュプノスに聞いたら『お前の玩具選びに何故私が付き合わねばならぬのだ』と返された」
「あー、あの弟さんなら言いそうだな」
「地上の人間なら大丈夫だろうと思って思ってサガに意見を求めたら、『車など使わずともご自身で移動された方が遥かに早くて便利ではありませんか』と真顔で言われた」
「そりゃ意見求めた相手が悪いわ。カノンに聞けばもう少しまともなコメントが返ってきたんじゃねーの」
「世間の事情に疎い者に話を聞いても無駄だ、聖闘士を引退した奴なら大丈夫だろうと思って天馬星座に相談したら泣き喚かれた」
「へ?」

 泣き喚いた?星矢が?タナトスが『車を買おうと思う』と言っただけで?
 俺の聞き間違いか?とマニゴルドが眉を寄せると、タナトスは何とも言えない微妙な顔で続けた。

「俺が『車を買おうと思うのだが、どれが良いか決めかねていて…』と言いかけた途端、『何の嫌味だよ!』と怒鳴られてな」
「嫌味?どこが?」
「『俺だって、俺だって車が欲しいとずっと思ってたんだよ!でも維持費も駐車場代も高くて今の給料じゃ厳しいから泣く泣く我慢してたって言うのに、何だよ 何だよ何なんだよ、タナトス様はお気軽お手軽に車買っちゃうのかよ!あーもう勝手にしろよ、どうせ予算の上限なんて無いんだろ、好きな車を買えばいいだろ! 何でわざわざ俺に言うんだよ、自慢かよ!二流の神って言ったことはちゃんと謝ったのにまだ根に持ってるのかよぉぉぉ』と涙目でまくし立てられて、流石の俺 も『そ、そうか、すまなかった』としか言えなかった」
「アンタに謝罪させるってスゲーな、さすが神殺しの天馬星座星矢」
「まぁそれはもう良い、過ぎたことだ。…話を元に戻すがな」

 漸く話の通じる相手が見つかったのが嬉しいのか、タナトスは満面の笑みを浮かべて身を乗り出した。

「俺は車を買いたいのだ」
「それはさっき聞いたよ、買えばいいだろ。気になる車を売ってるディーラー行って試乗して気に入ったもん買えばそれで終了だろーが」
「そうは言うがな、車の種類が多すぎて何を基準に選べば良いのか分からぬのだ」
「車のデザインならサイトで見れるだろ?見た目で気に入った車をいくつかピックアップして、実際に乗ってみて納得したら買う、それで問題ないだろ。何が分からないんだよ」
「昨今はエコカーとかエゴカーとかいう車に乗るのが望ましいと言うではないか。見た目が良くても、その…エコとかエゴの点で問題がある車に乗っているせい で大和の神に迷惑をかける様なことはあってはならぬ。故に慎重に選ばねばと思って、車に詳しい奴を探していたのだ」
「…どんなエコカーもアンタにかかったらエゴカーになりそうだけどな…」
「馬鹿を言え。俺は車を改造する気などないわ」
「いや、そういう意味じゃなく」

 どう説明したら分かってもらえんのかね、とマニゴルドは考えかけて、自分の知識と語彙力でタナトスに車のことを理解させるのは無理だと一瞬で判断した。
 餅は餅屋、車はディーラー。プロに話を聞くのが手っ取り早くて確実だ。が、タナトスひとりでディーラーに行ってはどんな大ボケをかましてくれるか想像もできない。いくら『お客様は神様です』と言っても、マジモンの神様の来店など店員も想定していないだろう。
 …仕方ない、乗りかかった船だ。
 何だかんだでお節介焼きで面倒見のいいマニゴルドは、腹を括ってタナトスを見遣った。

「ここで茶ぁしながらあーだこーだ言っても埒が明かねぇだろ。俺がお供するから仕事が終わったらディーラー行脚しようぜ、タナトス様」





 …それから数週間後。
 マニゴルドは城戸財閥が所有するビルのひとつを訪れていた。『アンタの車を見たい』など一言も言っていないのに、『俺が買った車が明日納車される。お前は俺の車選びの供をした故、特別に納車の場に招待してやろう!』と鼻息も荒く電話してきたタナトスに呼び出さ れたためである(ちなみにマニゴルドがお供した日にはタナトスは欲しい車を絞り込めず、後日ひとりで車を購入したらしい)。
 ま、タナトス様も新車を誰かに自慢したくて仕方ないんだろうな。あのお子様な死神様のお守りも俺の給料のうちだ、仕方ないから行ってやるか。新車のお披露目に誰も来なかったら拗ねるわ臍曲げるわで面倒なことになりそうだしな。
 呼び出しに応じるのは仕事の一環だからだ…誰に聞かれたわけでもないのに言い訳がましく呟いて憂鬱な溜息をつきながら、マニゴルドは呼び出された場所に向かったのだった。




 
 おおっ?思ってより普通だな。
 大型トラックの荷台から慎重に降ろされた高級車を見たマニゴルドの最初の感想はそれだった。
 あの死神様のことだ。泣く子も黙るようなバリバリのスポーツカーか、その筋の人間も道を開けるような黒塗りのベンツでも買ったのかと思っていたが、タナトスが購入したのはごくごく落ち着いた色合いで高級感をさりげなく感じさせるスポーツセダンだった。
 店員が恭しく差し出した車のキーを満面の笑みを浮かべて受け取ったタナトスは、得意気に鼻の穴を膨らませながら隣に立つ沙織を見遣った。

「あまり品の無い車は避けたほうが良かろうと思っておとなしめのデザインを選んでみたのだが、貴女はどう思う?アテナよ」
「タナトス殿はもっとカッコイイ系の車がお好みだと思っていたので少々意外でしたけど、長く乗るならこういう上品な雰囲気の車がよろしいのでしょうね。とても素敵だと思いますわ」

 そうであろうそうであろう、と沙織の言葉に満面の笑みで頷いたタナトスは、銀色の目を輝かせながらマニゴルドに視線を向けた。

「マニゴルド、お前の感想は?」
「悪口言ったところで聞く耳持たねーだろアンタはよ。…ド定番のスポーツカー買うのかと思ってたけど意外に無難な選択したんだな」
「スポーツカーも捨てがたかったが、あれはいまひとつ融通が利かぬというか趣味に走りすぎている気がしてな。しかも『エコ』ではないのだろう?皆で車に 乗ってどこかに行くことを考えると多少の汎用性があった方が良いだろうし、『エコ』ではない車に乗って大和の神に迷惑をかけるのも避けた方が良かろうと 思ったのだ」
「…へぇ」

 傲岸不遜の塊だと思っていた死神様が、皆で遊びにいくことや大和神のウケなどを考えていたとは。少なからず驚くマニゴルドの前で、タナトスはウキウキと車のドアを開けてシートにかけられていたビニールカバーを外し始めた。
 ビニールカバーや足元の紙の敷物を全部ゴミ袋に詰め込むと、タナトスは得意気に後部座席のドアを開けて沙織を促した。

「うふふ、ありがとうございます。タナトス殿にエスコートして頂けるなんて光栄ですわ」
「ん?何でアテナがアンタの車に乗るんだ?」
「アテナはこれから仕事があるらしくてな。せっかくだから俺の車で送っていこうと思ったのだ。さぁマニゴルド、お前も助手席に乗れ」
「へ?何で俺まで?」
「元とは言えお前は黄金聖闘士で、今は俺のマネージャーであろう。俺やアテナの供をしないでどうするのだ!」
「へいへい、分かりましたよ。…つーかタナトス様よ、助手席に最初に乗せるのは彼女がお約束だろ?俺がファースト助手席奪っちまっていいのかよ」
「そんなお約束があったのか。まぁ、人間界の慣習など神の俺には関係なかろう」
「アンタ、どうでもいいところに拘るくせに変なところで大雑把なのな…」

 溜息をつきつつマニゴルドは助手席に乗り込んでシートベルトを締めた。





 …一般道を走っていては時間に間に合わないとかで、神二柱と人間一人を乗せた車は高速道路を走っていた。
 馬鹿高いお車だけあって乗り心地は申し分なく、城戸財閥の施設できちんと講習を受けて免許も取 得したというタナトスの運転は拍子抜けするほど普通で、マニゴルドは欠伸を噛み殺しつつ外を眺めていた。高速道路の防音壁の向こうに見える光景はのどかで美しく、道はガラガラに空いてい て、神様と一緒のドライブは実に快適だった。

(あー…車なんて高いだけの玩具だろと思ってたけど、こうして乗ってみるとなかなか良いもんだなぁ…星矢が欲しがるのも分かる気がするぜ…俺もちょっと真面目に車の購入を考えてみようかねぇ)

 走行車線をゆっくり走っているセダンを追い抜くのをぼんやりと眺めながらマニゴルドがそんなことを考えていると。
 ファンファンファンファン!!!
 先ほど追い抜いたセダンがサイレンを鳴らしながらタナトスの車を追いかけてきた。

『そこの車!スピード違反です!路肩に停まってください!』
「へ?」
「ん?何だ、あの車は」
「あら、覆面パトカーだったようですわね」

 穏やかに笑いながらの沙織の言葉に驚いて、スピードメーターを見たマニゴルドは思わず目を剥いた。

「ちょ…200キロ出てんじゃねーか!!」
「問題ない、この車の最高時速は300キロだ」
「ちげーし!問題はそこじゃねーし!何で200キロもスピード出してんだよ!?」
「ん?この道はスピードを出して良い道なのだろう?それなのに何故、あの車はやかましく止まれ止まれと喚いているのだ」
「スピード出して良いって、それは『一般道よりも』だろ!高速道路の制限時速は80か100だろ、アンタ講習受けたんじゃねーのかよ!200も出してりゃそりゃ覆面パトカーも追いかけて来るに決まってんじゃねーか!」
「ふむ…」

 マニゴルドの言葉に特に驚いた様子も見せず、ついでに停車する様子も見せず、タナトスは銀色の目をくるりと回してバックミラー越しに沙織を見た。

「アテナよ。ここで、あのやかましい人間の言う通りに止まったらどうなるのだ?」
「そうですわねぇ…色々と面倒な手続きに時間を取られて、それから警察に罰金を払いに来るように指示されるのではないかしら。ひょっとしたら点数が減点されるかもしれませんわ。勿論、そうなる前に城戸財閥から警察に根回しはしますけれど」
「うぉいアテナ。何をダメダメなこと言ってんスか」
「要するに時間が無駄になるだけということか。だったら止まる必要は無いのではないか?」
「こらタナトス様」
「逃げ切れるならそれで構いませんけれど…逃げる途中で事故を起こしたらもっと面倒なことになりますわよ?」
「あのですねアテナ。アナタ一応正義の女神ですよね?違法行為にGO出してどうするんです」
「そう四角四面なことを言うなマニゴルド。どんな時も柔軟性は必要だぞ」
「ドヤ顔でそれっぽいこと言うんじゃねーよ、納得しかけただろ」
「つまり事故を起こさずにあのやかましい車を振り切れば良いという事だろう?安心しろ、この道路上には近日中に死ぬ予定の人間はおらぬ」
「いや、近日中に死ぬ人間がいないのとアンタが事故を起こさないのには何も関係ない…。…………はぁ」

 タナトスが楽しげにニヤリと笑ってアクセルを踏み込むのを見て、マニゴルドは神様相手に正論で突っ込んでも無駄だと諦めて憂鬱な顔で口を閉じた。後部座席では沙織が誰かに電話をかけて警察への根回しを頼んでいる。きっと、覆面パトカーの追跡もじきに終わるだろう。





 ………………
 覆面パトカーをぶっちぎって高速道路を爆走した死神様は、予定の時間に十二分の余裕を持って沙織を目的地に送り届け、実に御機嫌麗しい様子で『飲み物で も買うか』とコンビニに立ち寄った。常識的な思考回路を強制的にオフにしたマニゴルドは、雑誌を立ち読みしてから缶コーヒーを見繕ってタナトスに声を掛け た。

「おいタナトス様、飲み物はこの缶コーヒーでいいか?」
「ああ。店内で飲むからカップでも構わんぞ」
「ん?ここで飲んでいくのか?」
「別に持って行っても構わんが…」
「なら缶でいいだろ」

 マニゴルドがレジに向かおうとした時、ソフトクリームを持った店員がカウンターから出てきてタナトスに袋を差し出した。

「バニラソフトクリーム二つ御注文のお客様、お待たせしました〜」
「アリガトウゴザイマス。…マニゴルド、買うならさっさとしろ。ソフトクリームが溶けるぞ」
「…アンタ、ソフトクリームなんて買ってたのかよ。しかも俺の分まで」
「フン。自分の分しか買わぬほど、俺は狭量ではないわ」
「いや、問題はそこじゃなくてな…」

 ソフトクリーム食べるか?とか、何味がいい?くらい聞かねーのかよ…と言いかけて、この死神様にンなこと言っても無駄だと思い出し、マニゴルドはガリガリと頭をかきながらコーヒーをレジカウンターに置いた。
 



 …タナトスと向かい合ってイートインスペースの椅子に腰を降ろして、マニゴルドはソフトクリームを掬って口に入れた。特に食べたかったわけではないが、人気商品というだけあってなかなか美味い。
 無言でアイスを口に運ぶマニゴルドの姿に、タナトスは楽しげに笑った。

「中途半端な高級アイスより美味であろう?他のコンビニのソフトクリームも食べてみたが、この店のものが一番美味いのだ」
「何であんたが得意気なのかは謎だが、確かにこのソフトクリームが美味いのは認めるぜ。つか意外だな、神様がコンビニデザート食うなんてよ」
「『びーきゅーぐるめ』こそ日本の文化の真髄だ、と天馬星座に勧められたのでな」
「ま、確かに神様は高級グルメは食い飽きてそうだからな。庶民グルメの方が新鮮に感じるのは分かる気がするぜ」

 そんな他愛も無い話をしながらソフトクリームを食べ終わり、缶コーヒーを啜りながらマニゴルドが店のパンフレットを眺めていると、頬杖を付いて外を見ていたタナトスがふと口を開いた。

「…マニゴルド。銀行で人間が死ぬとしたら、原因は何が考えられる?」
「あー?何だよ突然。…そうだなぁ、あるとしたら病気じゃねーの。心臓発作とか、脳卒中とか」
「一人ならともかく複数が同時に病気で死ぬか?」
「複数?だったらアレかね、銀行強盗が人質とって挙句に殺したとか…。…………」

 雑談感覚で言葉を返しつつタナトスの視線を追ったマニゴルドは、彼の視線の先にあるのが銀行だと気付いて顔色を変えた。
 …まさか。

「おいタナトス様。ひょっとしてあの銀行で死人が出るのか?」
「ほぼ一時間後に五人死ぬな」
「…………」

 それが分かってて何をボサッとしてるんだ、と言いかけてマニゴルドは口を噤んだ。
 ここは大和の神が支配する日本だ。タナトスが日本人の死期を知ったところで、ギリシアの神である彼が管轄を超えて日本人の寿命に干渉する権限は無いだろう。同様に、アテナの聖闘士である自分も迂闊に大和の神の支配下にある人間の寿命に関わることは出来まい。
 唇を噛んで浮かしかけた腰を椅子に降ろそうとしたマニゴルドはふと疑問を感じた。

「なぁタナトス様。何でアンタ、あの銀行で死人が出ることを俺に話したんだ?俺らが日本人の寿命に干渉することは出来ないんだろ、ンな話するだけ無駄じゃねーか」
「その前にひとつ確認したいことがある」
「何だよ」
「銀行強盗から一般市民を守ったら、それは、スピード違反を帳消しにする程度の手柄になるか?」
「…俺が警察のお偉いさんなら喜んでチャラにするな」
「ふむ。アテナに借りを作るのは気が進まぬゆえ、自分の失態を自分で挽回できる機会があるなら利用すべきか」
「日本人の寿命に干渉するのか?大和の神様に無断でそんなことしたら問題なんじゃねーの?」
「『無断で』干渉したらな」
「え、じゃあ」
「実は俺は、霊界…即ち日本の冥界だな…の最高責任者である閻魔と友人関係にあるのだ」

 タナトスはニヤリと笑って携帯を取り出すと電話をかけ始めた。

「…コエンマか。久しいな、タナトスだ。元気にしているか?…ああ、実はな、折り入って相談があるのだが…」

 にこやかに閻魔との話を終えたタナトスは、満面の笑みを浮かべて電話を切った。

「喜べマニゴルド。あの銀行で死ぬ予定の人間の寿命に干渉する事に関して閻魔の了解は得たぞ。では早速、作戦会議と行こうではないか」
「…おうよ」

 さっすが神様、カッコイイね。
 嫌味ではなく本気でそう思いながら、マニゴルドはニヤリと笑ってテーブルに身を乗り出した。


NEXT


星矢部屋
総合目次
SS・2012時代
SS・神話時代
SS・蟹座達


 一年以上前からアイデア自体はあった、「タナトスが車を買う+マニさんとタナトスが銀行強盗をやっつける+タナトスがマニさんに女運ゼロ人生をばらす」SSです。
 ツイッターでとある方が『マニタナエアアンソロ』というネタを呟いておられまして。『カプでなくコンビでも良いなら私も参加希望の挙手したいです』と図 々しくも声をかけさせていただいたところ了解を頂けたので、このSSは『エアアンソロ投稿作品』と主張しようと思います(笑)。
 今回、解説すべきところは特に無いかな?と思うのですが。
 時間軸的には『感嘆』の後、『生誕』の前になります。タナトス+マニさん(+アテナ)は基本的にギリシア語で喋っています。日本人を相手に話をする時は日本語で話します。
 タナトスが日本の閻魔(コエンマ)と友人になった話はSS『霊界』をどうぞ。
 タナトスが思いっきり違法行為していますがこれはフィクションです。実在する諸々とは一切関係ry
 タナトスが人間の死期が分かる、ネタは某サイト様の作品とかぶっていますが、ネタかぶりに関して管理人様の了解は頂いています。